2013年9月21日土曜日

日本は隣国と友好関係結べ:シンガポール首相の前回失態の償い発言

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 シンガポール首相は以前、ポロリと本音をもらして、
 中国を激怒させ、詫びを入れたことがあった。
 この失態を取り戻すべくチャンスを狙っていて、それが巡ってきたと判断したのだろう。
 ちょうど現在、日中は膠着状態に陥っており、いまならどちらも不快にせずにアクションできると読んだ。
 とくに、今は反日「一周年記念デモ」も企画できないほど中国側が不利な状況なので、発言に重みがあり、高得点を稼げて、
 これで前回の失態と相殺チャラにできるという思惑だろう。
 なかなか機会を得るに絶妙である。
 シンガポールのような都市国家は大国同士のイザコザに安易に口を挟むべきではない
という教訓である。
 図に乗って深入りするとまた火傷を負うことになりかねないから、これでもう口にチャックしておいた方いい。
 そのくらいの判断はしているだろうが、老婆心ながら忠告を。


レコードチャイナ 配信日時:2013年9月21日 16時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77043&type=0

日本は隣国と友好関係結べ、シンガポール首相が呼びかけ―中国メディア


●20日、新華網は記事「シンガポール首相、日本に隣国と友好関係結べと呼びかけ」を掲載した。もし改革の成功を欲するのならば中国などの隣国との関係を良好に保つ必要があると発言した。資料写真。

 2013年9月20日、新華網は記事
 「シンガポール首相、日本に隣国と友好関係結べと呼びかけ
を掲載した。

 シンガポールのリー・シェンロン首相は20日、日本に言及。経済振興のための一連の改革を進める日本だが、もし改革の成功を欲するのならば中国などの隣国との関係を良好に保つ必要があると発言した。

 失われた20年を経験した日本だが、今、経済再生に取り組んでいる。
 安倍首相の金融緩和政策、財政刺激政策は株価上昇などの効果をもたらしていると、リー首相は指摘した。
 しかし最終的に成果を挙げるためには良好な国際関係は欠かせないと警告している。



【参考】
シンガポールの発言の変化:「悪者の対象が日本から中国に移った」



【トラブルメーカーから友なき怪獣へ】



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