2013年10月29日火曜日

中国原潜公開:首脳会談拒否の言い訳、それとも宣戦布告への段取り?

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●長征3号級原子力潜水艦


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月29日
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2013-10/29/content_30437890.htm

 火薬のにおい濃くなる中日 軍事衝突は恐ろしい結果招く
=露メディア

 中国の爆撃機2機と軍用輸送機2機が25日と26日の2日連続で日本南部の島を通過し、東京を慌てさせた。 
 日本の領空侵犯はなかったが、自衛隊の戦闘機が万一に備えて2度の緊急発進(スクランブル)を余儀なくされた。
 ロシアの声が伝えた。

 安倍首相は27日に東京近郊の自衛隊朝霞駐屯地を視察した際、「現状変更を許さないとのわが国の国家意思を示す」と述べた。
 現在釣魚島(日本名・尖閣諸島)は日本に実効支配されているが、中国は釣魚島などの島嶼は昔から中国の領土であると考え、監視船を派遣している。
 28日にも中国海警局の船4隻が再び係争のある島の水域を航行、それを確認した日本側はただちに領海から出るよう求め、外務省は中国駐日本大使館に抗議した。

 ロシア科学院極東研究所日本研究センターのワレリー・キスタノフ主任は東中国海情勢は次のように発展すると予測する。

 島嶼をめぐる係争は今後さらに激化する。
 いつ終わるかはまだわからない。
 今戦っているのは神経戦で、あたかも軍事衝突に発展しそうだが、それは浅い見方だ。
 情勢を軍事衝突に発展させてはならないことは北京、東京どちらも指導者もわかっている。
 偶然の射撃または予想外の状況が起きれば、中国にとっても日本にとっても、北東アジア全体ひいては東アジア全体にとって恐ろしい結果を招く。
 問題は、両国がいつ各自の理性を働かせ、緊張緩和の糸口を模索し始めるかだ。

 キスタノフ主任は
 「中日両国の経済、金融関係は緊密で、すでに統一の共同体を形成している。
 それが政治対立が軍事衝突への発展を制約する抵抗力となるかもしれない」
と指摘する。

 また、
 「共同体の存在および政治関係の悪化が経済的損失をもたらし最終的に望まない結果を招くと双方がわかっている。
 それがさらなる緊張悪化を食い止める要因となっている。
 問題は双方がいつ打開策を模索し始めるかだけだ。
 近いうちでないとしても、その日は必ず到来する」
と強調する。

 ここでロシアと日本の領土問題処理の経験を参考にしてみるのも悪くないというのがキスタノフ主任の考えだ。
 ロシアのプーチン大統領は安倍晋三首相とモスクワや他の場所で会談を行い、平和条約および領土問題について討議。
 11月にも日露外務・防衛閣僚協議(「2+2」)を東京で行い、領土問題について対話する。このことからわかるように、両国首脳・閣僚の接触を通じて複雑な領土問題解決の糸口を模索するのは先例のないことではない。



サーチナニュース 2013/10/29(火) 11:40
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1029&f=politics_1029_002.shtml

日本領海に中国船4隻が侵入…中国大使館に抗議も「受け入れない」

  第11管区海上保安本部によれば、海上保安庁の巡視船は28日午前9時30分ごろ、尖閣諸島(中国名:釣魚島)沖合の日本領海に中国海警局の船4隻が侵入したことを確認した。
 環球時報(電子版)が報じた。

  中国当局の船が日本領海に侵入するのは、日本が2012年9月に尖閣諸島を国有化して以来68回目だ。

  中国駐日本大使館の関係者によれば、外務省アジア大洋州局の井原純一局長は28日、中国大使館に抗議した。
 だが、韓志強駐日大使館公使は抗議を受け入れなかった。

  中国の韓志強公使は
 「釣魚島はわが国固有の領土であり、釣魚島海域もわが領海である。
 日本には何かを主張する権利はなく、われわれは日本の抗議を受け入れない」
と語った。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/10/29 08:58
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/29/2013102900606.html

中国国営メディアが原潜部隊を大きく報道、日本に警告か10/29 camera

 人民日報・光明日報・解放軍報・中国中央電視台など中国の主な国営・官営メディアは28日、42年ぶりに公開された原子力潜水艦部隊を主要記事として一斉に報道した。

 人民日報・光明日報・解放軍報は1面トップ記事で、中国中央電視台は朝の番組から、北海艦隊に所属する第1原子力潜水艦部隊の歴史や攻撃力などについて紹介、弾道ミサイルを発射するシーンを公開した。
 これらのメディアは「中国海軍秘蔵の武器だ。
 同部隊は世界最長期間航行記録を作った」と報じた。

 中国軍はこのほど大規模な実戦訓練を行い、新兵器を公開するなど、活発に武力をアピールしている。
 中国海軍は北海・東海・南海艦隊を総動員し「第1列島線(沖縄-台湾-フィリピン)」を越え、西太平洋で過去最大規模の海上訓練を実施している。
 韓半島(朝鮮半島)と日本近海が作戦範囲となる北海艦隊は今月初め、約100隻の艦隊を動員した実戦訓練を行った。
 環球時報のニュースサイト「環球網」は23日、香港メディアの話として「中国海軍の偵察船はハワイ付近の海域まで行き、米海軍の通信を傍受した」と報道した。
 また、中国製武器の「自慢」も増えている。軍事関連誌「兵器」はこのほど、敵の地下基地が破壊可能な弾道ミサイル「東風-15C」を初公開した。

 中国の武力アピールは「日本がアジア・太平洋地域で軍事的影響力を強めようとしていることに対する警告メッセージでは」という見方が多い。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月29日
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2013-10/29/content_30433935.htm

 中国原潜部隊が公開 矛先を向けられたのは日本?

 テレビ朝日は28日、
 「中国が原子力潜水艦部隊の情報を初公開したが、これには軍事透明度の向上、および強化された海軍の実力を周辺諸国に誇示する二つの狙いがある」
と分析した。
 多くの海外メディアにとって、この「周辺諸国」とは日本を指している。

 韓国SBSテレビは28日、
 「中国の今回の動きは、日本に実力を示す狙いがあると分析されている。
 中国はこのほど3大艦隊を動員し、西太平洋で軍事訓練を実施した。
 また中国初の空母も頻繁に活動しており、軍事活動範囲の拡大の動向を示している」
と伝えた。

 韓国・文化日報は、
 「釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題により、中日両国の武力誇示が白熱化している。
 中国軍機はこのほど4日連続で沖縄付近の上空を飛行し、自衛隊も27日に大規模な閲兵式を開催した。
 28には中国海警局の4隻の巡視船が、再び釣魚島海域に入った」
と報じた。

 米ビジネスウィーク誌なども記事の中で、中国の原子力潜水艦部隊の登場と、中日の係争を結びつけた。
 日本の防衛大学校の某軍事専門家は、
 「中国の新型通常動力潜水艦は、すでに弾道ミサイルと遠距離巡航ミサイルを搭載できる。
 これに原子力潜水艦の遠洋航行能力が加われば、日本の海上活動を抑制できるほか、米国に対しての脅威にもなる」
と指摘した。
 長期的なスパンで見ると、これは中国の「強軍の夢」の決意を示す重大な宣言だ。
 さらに中国海軍の最近の各演習と結びつけると、中国の新たな海軍戦略が明確に示されていることが分かる。

 英タイムズ紙は、
 「戦略原子力潜水艦の巡航は、中国軍の節目となる出来事であり、中国の核の抑止力というパズルを完成させる、最後の重要な1ピースだ」
と報じた。

 中国軍事専門家の李傑氏は28日に環球時報の取材に応じた際に、
 「原子力潜水艦部隊には、抑止力の意味合いが込められている。
 透明な軍事と潜水艦部隊の能力の強化を示すほかに、中国の原子力潜水艦の登場は、中国を挑発しようとするすべての国に対して、先に手を出せばその結果を考えなければならないと警告した」
と分析した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年10月28日

中国潜水艦部隊 訓練の模様と船内の画面が公開

中国海軍初の潜水艦部隊である海軍北海艦隊某潜水艦基地は建設以来、世界原子力潜水艦の1度の航続時間の新記録を樹立し、中国原子力潜水艦深海作戦能力を確かめ、水中からロケットを発射し中国の海の戦略的抑止力の形成を宣言し、42年間に渡り核の安全を維持してきた。

 この中国の「切り札」とも呼べる部隊は、2009年4月に初公開された。
 同基地の2隻の原子力潜水艦は、中国海軍建設60周年の多国籍海軍活動の海上閲兵式に出席した。
 これにより、中国海軍の原子力潜水艦が初めて人々の前に姿を見せた。

 毛沢東主席は1950年代に、世界軍事強国の核の脅威・独占を打破し、国家の独立・自主・安全・尊厳を守るため、「原子力潜水艦を1万年かかっても建造する」と宣言した。
 この呼びかけが、原子力潜水艦事業の苦難に満ちた卓絶した発展をスタートさせた。

 1970年12月、中国初の原子力潜水艦が進水した。
 これは「両弾一星」(2つの爆弾と1つの衛星)に続く、中国の強力な武器となった。

 同基地を始めとする中国海軍原子力潜水艦部隊は42年に渡り、無から有へ、弱から強への発展を続け、強敵を脅かし覇権に反対する海の「原子力の盾」を掲げた。
 原子力潜水艦は42年間に渡り100万カイリを安全航行し、試験航行・実兵演習など一連の重大任務を順調に完了した。

 同基地の政治委員の厲延明氏は中国新聞社のインタビューに応じた際に、
 「原子力潜水艦は常に単独で出港し、大陸から遠く離れた複雑な環境で作戦を展開する。
 そのいかなる戦術的な動きにも、政治的な大きな意義が含まれる。
 いかなる決定・措置も、国家の政治・外交の大局と密接につながっており、兵力の行動の政治性・政策性・対外性が極めて高いため、少しのミスも許されない」
と説明した。

 中国海軍の原子力潜水艦は1988年9月、音もなく海の奥深くに潜水し、ロケットの水中発射を実施した。 
 ロケットは海面を突き抜け、目的地であった海域に正確に落下した。
 中国は米・露・英・仏に続き、原子力潜水艦により水中からロケットを発射できる5番目の国になった。
 これは中国の海の戦略的防御力が、初歩的に形成されたことを示した。




●長征6号級戦略ミサイル原子力潜水艦


●402号艦の進水式(資料写真)


●1971年、海軍初の潜水艦部隊が成立した当時の写真(資料写真)


●潜水準備に入った原子力潜水艦


●海上核安全救助訓練の様子


●威風堂々たる原子力潜水艦の船員


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月29日
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2013-10/29/content_30434283.htm

 中国の原潜、米軍の考えとアジアの版図を変える可能性

 中国の軍事現代化の推進に伴い、解放軍は自身の実力の議論に意欲的になっている。
 中国の公式メディアがここ数年、中国の原子力潜水艦部隊の状況を集中的に報道していることについて、英フィナンシャル・タイムズ紙は28日、専門家の言葉を引用し、中国の最も神秘的な「切り札」と見られている同原潜は、富鉱のように西側の多くの軍事アナリストに注目され、様々な憶測や分析がされていると伝えた。

 英タイムズ紙は、中国の戦略型原子力潜水艦について、
 「これは中国の核抑止力の最後のつっかい棒であり、米軍の軍事面の考えを変え、アジアの地縁政治の版図を塗り替える可能性がある」
と表現した。
 原子力潜水艦部隊を42年ぶりに大々的に公開し、中国は外部に透明性を示したと同時に、自信も見せた。
 この行動は誰に向けたものか。
 一部の外国メディアは習慣的にこの疑問を投げかけ、最大のターゲットは日本だとした。
 中には、中国人の自信を高め、強硬さと気勢を高めるためとの見方もある。

 中国の軍事専門家の李傑氏は「環球時報」に対し、次のように述べた。米国のルーズベルト前大統領は「棍棒を携え、穏やかに話せ」という名言を残した。
 他人がどう言おうと、自身の利益を守るために中国は軍事力を発展させなければいけない。

 元海軍装備技術部長の鄭明少将は、
 「中国が原子力潜水艦、特に戦略型原子力潜水艦部隊を公開したのは世界に力を見せつけるためではない。
 中国の原潜のレベルは米国とまだ大きな差があることを認めなければいけない。
 その上、中国は核兵器を最初に使用しないと一貫して主張している。
 中国の戦略型原子力潜水艦は攻撃を受けた際の反撃手段に過ぎないため、米国に積極的に挑む手段と見てはいけない」
と述べた。
 また、中国が原潜を公開したのは、1つは何を使って国民を守るかを民衆に伝えるため、もう1つは中国の原潜は平和と世界の政治・経済秩序を守る役割があると世界に示すためだとの見方を示した。
』 


「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年10月29日
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-10/29/content_30436476.htm

 軍事専門家「中国は強気で軍事力の発展を」

 中国の自信を強調するとともに、中国の「強硬さ」を騒ぐ西側メディアがある。
 英フィナンシャル・タイムズ紙が28日伝えたところによると、中国軍増強の自信がアジア太平洋地域の緊張に拍車をかけている。 
 中国海軍は近年の実力増強で、強硬姿勢に転じてきている。
 環球時報が伝えた。

 米国は今年6月、米国の排他的経済水域(EEZ)に入って中国艦船がパトロールを行っていると明かした。
 今年7月、中国の駆逐艦が初めてロシアと日本北部の間の海峡を通過。
 中国の同地域での軍事力強化に対抗するため、米国は昨年、オバマ政権のアジア太平洋シフト戦略の一環として、太平洋地域に配備する海軍艦船の割合を拡大すると表明した。

 軍事専門家の李傑氏は環球時報の記者に、中国海軍の核戦力に対する海外メディアの心理は複雑だと話す。
 「それは中国が高度経済成長と同時に軍事力も強大化するのを西側諸国は望んでいないからだ。
 軍事力が強大化し、経済力も高まれば、西側諸国、特に米国のアジア太平洋におけるグローバル利益に影響を与える。
 中米の貿易往来は密接だが、米国は軍事上はやはり中国を牽制したいと考えている」。

 李氏は
 「誰が何と言おうと、中国のグローバル利益を確保するため、中国は地域の強国になり、自らの軍事力を強気で発展させなければならない。
 我々の軍事力が日本よりも劣れば、アジア太平洋地域の軍事力のバランスはとれない」
と強調する。


通常、宣戦布告の前は決して手の内を明かさないものである。
 しかし、ここでトラネコの原子力潜水艦を動静を公表するというのは、これから戦争をおっぱじめようという国の動きとしてしては解せない。
 なぜなら手の内を明かすようなものだからである。
 そのため最新型は公開せず、ポンコツならいいだろう、といったところではないだろうか。
 中国得意の孫子の兵法で物量を見せつけるためであろう。
 手持ちのコレクションを並べてもそれは相手が日本だと抑止力にはならない。
 逆に「日本のやる気をそそる」ことになる。
 中国はそのあたり、この一年で充分学習したと思ったが。
 やることが少々安易である。
 ただ、明白に日本が中国をターゲットにして防御力増強に動き出したとき、そのニュースに何も反応しないわけにはいかない。
 「強く抗議する」とか言った口先だけのプロパガンダではもはや民衆が納得しない。
 とはいえ、日本のこの動きを上回るほどの動きを中国がしているかというと、それはない。
 どうしたらいいのかもわからなくなっている。
 そこで浮上してきたのが「原子力潜水艦」というわけである。
 最新鋭のものの公開はできないが、ほぼポンコツに属した原潜なら開示しても問題あるまい。
 原潜は日本がもっていないもので、インパクトは充分にある。
 その写真を公表することによって、周囲の不満を静めようというわけである。


サーチナニュース` 2013/10/31(木) 10:22
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1031&f=national_1031_010.shtml

【中国ブログ】日本との開戦は無理、負けなかったしても勝てない

  昨年9月の日本政府による尖閣諸島の国有化以降、日中間で緊張状態が続いている。
 中国軍による尖閣諸島の「巡回」のニュースも常態化しつつある。
 ネット上では過激な開戦論が散見されるが、両国は将来本当に開戦することになるのだろうか。

  新浪ブログのアカウント名・乱世逢英豪さんは31日、自身のブログに
 「日中戦争は当分起こりえない」
とする記事を掲載した。

  乱世逢英豪さんは、封建制度の失敗、洋務運動の失敗、資本主義の失敗、と失敗を重ねてきた中国が、
 もし新たに日本と戦争を起こせば
 「社会主義、改革開放の失敗、国や民族の失敗」を賭けた戦いになると主張。
 失敗すれば国家の分裂にもつながりかねないことから
 「戦うならば負けは絶対許されない」とし、勝利のためには手段を選ばない可能性があると論じた。

  また、「勝利のために戦争規模を拡大するだろう」という日本に対して核兵器を使えば屈服させることができるとしたものの、そんなことをしたら今度は全人類を敵に回すことになり、
 「負けないにしても勝つこともできない」と戦争を行う意義を否定した。

  両国間で問題が起きるたびに、日中のネットユーザ双方から「開戦せよ」との過激な意見が飛び交うのが今や当たり前の状況だ。
 ただ、本当に開戦したらどんな結果が待っているかということに思いをはせる人は多くないのではないか。

  本当に開戦などするはずがないと信じ込んだうえで、過激な言論をネット上にぶちまけるスリルのようなものを味わっているだけのユーザーも多少なりともいるかもしれない。

  乱世逢英豪さんの思いは戦争反対だ。
 その理由は戦争をすれば双方に破滅が待っているというもので、単に日中友好や「仲良し論」を掲げるものではない。
 政治体制や利益が異なる隣国であれば、小さなトラブルは避けられまい。
 双方の為政者はもちろんのこと、市民も過激な野次にあおられることなく、「共存」という観点から冷静に両国関係を考えるべきではないだろうか。



サーチナニュース 2013/11/03(日) 15:31
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1103&f=national_1103_039.shtml

【中国BBS】中国の原子力潜水艦は200m潜ると変形する?

  中国の主要機関紙は10月28日にそろって中国海軍の「原子力潜水艦部隊」を紹介する記事を掲載した。
 これまで「原子力潜水艦部隊」が公開されたことはなかったが、原潜を積極的に活用して海洋進出を強める方針をアピールする狙いがあるとみられる。

  中国政府の「原子力潜水艦部隊」をアピールする方針と裏腹に、中国大手検索サイト百度の掲示板に
 「わが国の原子力潜水艦は200メートル(m)潜ると変形する」
というスレッドが立てられた。

  スレ主は
●.「091型原子力潜水艦の潜水試験中、230mに達した時に船内から音や水漏れ、変形が発生した」
と主張。
 しかし艦長は落ち着いて潜水を継続し、302mの潜水記録に成功したのだという。
 スレ主の主張の真偽は不明だが、にわかに信じがたい主張とも言える。

  中国では粗悪な材料を使う手抜きの“おから工事”がしばしば問題になるため、
●.「原子力潜水艦までおから工事とは恐れ入った。
 これじゃ日清戦争前に軍事費をくすねた西太后と同じじゃないか」
など、皮肉を込めたコメントも多かったが、半ばあきらめも感じられる意見が多く寄せられた。

  変形の原因については
●.「これは技術的問題なのだろうか? それとも品質の問題?」
と疑問を投げかけるユーザーがいたが、「両方とも問題」というのが正しいかもしれない。

●.「変形はまずいだろ。小日本の潜水艦はそんなことないのに」
と、日本を比較して嘆くユーザーも多かったが、「これはわが国最新のトランスフォーマーだ」と自虐的な冗談もあった。(








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