2013年11月5日火曜日

「安倍晋三に再考を求む」:「尖閣諸島周辺空域は中国が制空権を握っている」

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●4日、環球時報は「安倍晋三に再考を求む」と題する南京軍区元司令官の文章を掲載した。写真は中国人民解放軍空軍機。


レコードチャイナ 配信日時:2013年11月5日 6時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78685&type=0

中国人民解放軍中将「尖閣諸島周辺空域は中国が制空権を握っている」―中国

 2013年11月4日、環球時報は
 「安倍晋三に再考を求む
と題する王洪光(ワン・ホングアン)南京軍区元司令官の文章を掲載した。
 以下はその概要。

 中国国防部の報道官は先ごろ、
 「日本が中国の無人偵察機を撃墜するなら、それは戦争行為だ」
と厳しく警告した。
 安倍首相が“戦争行為”をどのように理解しているかは知らないが、日本軍による米国真珠湾への攻撃や清朝の北洋艦隊への攻撃は“戦争行為”だ。
 上海事変や満州事変も同様である。

 日本による釣魚島(尖閣諸島)国有化後、日中両国は周辺海域で衝突した。
 現在の局面はこのような段階である。
 中国はアジアのリーダーになるという欲望を持ち合わせていない。
 武力蜂起の道を進む気もない。
 現在の緊張した局面をさらに悪化させるつもりもない。
 それらは両国にとって益のないことだからだ。
 双方が交渉の席に着き、平静かつ穏和に話し合い、合意に至ることが正しい道だ。
 日本が中国の無人偵察機を撃墜すると表明したことは、火に油を注ぐようなものであり、火遊びをするものは命を失うということに用心しなければならない。

 中国側は、日本側の脅しに屈して
①.釣魚島周辺空域への無人偵察機派遣を断念するということは決してせず、
②.単独派遣で撃墜されるなどという危険を犯すことも決してしない。
③.釣魚島周辺空域の制空権は中国軍が握っている。
 日本が中国の無人偵察機を撃墜することは、すなわち戦争の最初の銃声を鳴らすことにほかならない。
 目には目を、の原則にしたがい、同空域の日本機を撃墜することは最低限の“返答”だ。
 安倍首相と日本政府は心の準備をしておくべきだ。


 新しい解放軍のチンドン屋かな。
 共産党への」ゴマすりかな。
 「釣魚島周辺空域の制空権は中国軍が握っている」なら、①、②は言わなくてもいいことだろう。
 でも、時にはこういう勇ましい発言がないと面白くない。
 「強く抗議する」だけでは屁の役にもたたない。
 「同空域の日本機を撃墜することは最低限の“返答”だ
 これはいい、こうでないといけない。

 おそらくこの発言は中国演習域へ自衛隊が乱入したことによって引き起こされたものであろう。
 「海軍はそうかもしれないが、空軍はそうはいかないぞ
というアピールであろう。


レコードチャイナ 配信日時:2013年11月4日 22時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78684&type=0

自衛隊による中国海軍演習区域への侵入は開戦の導火線になりかねない―中国メディア


●4日、人民日報(電子版)は、中国海軍の演習区域に日本の護衛艦や航空機が侵入したことについて、中国国防部が日本側に厳しく抗議し、軍事演習を妨害する一切の行為を止め、同種の事件の再発防止を強く求めたと報じた。写真は中国の海洋監視船。

 2013年11月4日、中国海軍の演習区域に日本の護衛艦や航空機が侵入したことについて、中国国防部は日本側に厳しく抗議。軍事演習を妨害する一切の行為を止め、同種の事件の再発防止を強く求めた。
 人民日報(電子版)が伝えた。

 中国の軍事専門家は
 「このような近距離で悪意ある接近行為は、不慮の事故を引き起こしかねない。
 状況によっては武力衝突にまで発展する可能性もある」
と述べている。

 中国海軍は10月23日、国際海事機関を通じて、同24日から11月1日まで西太平洋公海で軍事演習と実弾射撃を行うと公表。
 付近を往来する各国の艦船に注意を呼び掛けた。
 しかし、日本の海上自衛隊107護衛艦は中国側からの度重なる制止を無視し、25日10時41分に演習区域に侵入して長時間とどまり、28日7時32分になってようやく離れたとしている。
 また、日本の偵察機も同区域に複数回侵入したほか、自衛隊の護衛艦や航空機が中国軍を高度に尾行、偵察、監視した。

 中国国防部の報道官は31日、日本側の一連の行動は中国の正常な軍事演習を妨げるだけでなく、航行の安全にも危害を及ぼしかねないとした上で、
 「判断ミスや突発的な衝突にもつながりかねない危険な挑発行為だ」
と非難した。
 国防部はすでに日本側に対し厳正な申し入れを行っている。



レコードチャイナ 配信日時:2013年11月5日 14時5分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78708&type=0

中国軍事専門家
「情勢悪化は日本側が仕掛けたもの、日中間ホットライン構築の必要なし」―中国メディア


●4日、小野寺五典防衛相が「海上での偶発的な衝突を避けるためのホットライン構築が大切だ」と指摘したことについて、中国の軍事専門家は「情勢悪化は日本側が主導的に仕掛けたものであり、ホットライン構築の必要はない」との考えを示した。資料写真。

 2013年11月4日、西太平洋で行われた中国海軍の演習区域に自衛隊の護衛艦と偵察機が侵入したことについて、小野寺五典防衛相が
 「中国側の抗議は全く理解できない。お互いが疑心暗鬼にならないためのホットライン構築が大切」
と指摘したとする日本メディアの報道に対し、中国の軍事専門家・杜文龍(ドゥ・ウェンロン)氏は
「情勢悪化は日本側が主導的に仕掛けたものであり、ホットライン構築の必要はない」
との考えを示した。
 人民日報(電子版)が伝えた。

 中国当局は10月23日、国際海事機関を通じ、中国海軍が同24日から11月1日まで西太平洋公海で軍事演習と実弾射撃を行うと公表。
 付近を往来する各国の艦船に注意を呼び掛けた。
 しかし、日本の海上自衛隊107護衛艦は中国側からの度重なる制止を無視し、25日10時41分に演習区域に侵入して長時間とどまり、28日7時32分になってようやく離れたとしている。
 また、日本の偵察機も同区域に複数回侵入したほか、自衛隊の護衛艦や航空機が中国軍を高度に尾行、偵察、監視した。

 中国国防部の報道官は10月31日、日本側の一連の行動は中国の正常な軍事演習を妨げるだけでなく、航行の安全にも危害を及ぼしかねないとした上で、
 「判断ミスや突発的な衝突にもつながりかねない危険な挑発行為だ」
と非難。
 国防部がすでに日本側に対し厳正な申し入れを行ったことを明らかにした。

 杜氏は日中間のホットライン構築に向けた政治的基礎が整っていない現状について
 「日本側による再三の挑発行為が主導的で悪意のあるものだからだ」
と指摘。
 「開戦が目前に迫っていると考える人さえいる。
 こうした不信感のもとで、とりわけ日本側が主導的に情勢を悪化させている現状では、ホットライン構築の必要はない」
との考えを示した。

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 なにかめちゃくちゃ弱気だな。
 というより、どうしたらいいのか分からないのだろう。
 下手に動いて、あとあと上層部の決定したことと齟齬があると責任をとらねばならなくなる。
 だから、いまは当局から明確な指針が出てくるまで、現状を保持して、むやみに良かれといおもったことでまでしゃばらずに、やらないことが、一番安全ということのようである。
 常にトップの裁量によって動くしか無い状況ではこれは已む得ないだろう。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月7日
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-11/07/content_30527458.htm

 無人機が引き起こす戦争、東中国海で初勃発か



 アルジャジーラは
 「中国と日本:帝国の衝突?」
と題する報道の中で、
 「中国の実力が強化され、日本は帝国の遺産を忘れておらず、両国のナショナリズムが大爆発している。
 これらはいずれも中日関係悪化の誘発的な要素だ。
 このアジア最強の2カ国が示している強硬な立場は稀に見るもので、戦争が一触即発の状態に陥ったかに見える」
と伝えた。

 韓国の通信社は6日、
 「中国南部に位置する人民解放軍の某ミサイル基地は兵力拡大を継続している。
 これは中日の釣魚島(日本名・尖閣諸島)の開戦に向けた事前準備であるかもしれない」
と報じた。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは、
 「今回の衝突は、技術の進歩により加速する。中国は艦隊を派遣し日本の島嶼間の公海を通過させ、早期警戒機を戦略的要衝に派遣し、無人機の使用を強化し、この20年間に渡り蓄積した軍事力を使用している。
 日本の軍隊は長年の停滞を経て、現在は現代化を推進しており、無人機軍事システムの交戦規則を制定した。
 ここまでやる国は稀だ。
 東中国海は、世界初の無人機により引き起こされた戦争を目撃するかもしれない」
と伝えた。


レコードチャイナ 配信日時:2013年11月7日 20時32分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78819&type=0

日中が強硬な姿勢崩さず、一触即発ムード―海外メディア


●7日、環球時報は「日中が強硬な姿勢崩さず、戦争まで一触即発ムード」とする外国メディアの報道を伝えた。写真は北京国際航空展で公開された中国の新型無人機。

 2013年11月7日、環球時報は「日中が強硬な姿勢崩さず、戦争まで一触即発ムード」とする外国メディアの報道を伝えた。

 中東カタールの衛星テレビ局・アルジャジーラは、「中国と日本、帝国の衝突?」と題した番組で「中国の力が強まり、日本も帝国主義の遺産を忘れていない。両国のナショナリズムは爆発している」と両国関係悪化の原因を分析。「アジアの二大大国が互いに強硬な姿勢をとるのは珍しい。戦争まで一触即発のようだ」と報じた。

 韓国の通信社は6日、中国南部に位置するミサイル基地で軍備拡充が行われていることを指摘し、中国が日本と尖閣諸島付近で開戦する準備を進めている可能性もあると伝えた。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、中国が日本付近の海域に艦艇や無人偵察機を派遣していることについて「この20年間に蓄えてきた軍事力を示している」と指摘。日本側も防衛力の近代化を進め、無人機が日本の領空を侵犯した際の対処法を検討するとしたことから「東シナ海が無人機に起因する世界初の戦場になるかもしれない」と報じた。

 日本の夕刊紙は 
 「自衛隊がかつてないほどブームになっている
とし、航空自衛隊入間基地で開かれた航空祭に23万人が来場したことを「怖くなるまでの盛況ぶり」と報じた。


レコードチャイナ 配信日時:2013年11月9日 12時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78851&type=0

日中戦争に向け中国が準備!?
「無人機による戦争」「自衛隊が異常に人気」
―各国メディア

 2013年11月6日、カタールの衛星テレビ局・アルジャジーラは「中国と日本、帝国同士の衝突か?」と題し、中国が力を増していること、日本が帝国主義の遺産を忘れていないことが両国の民族主義感情に火をつけ、日中関係悪化を誘発すると報道。
 さらに、「アジアで最も強大な両国が互いに強硬姿勢を見せることは珍しく、両国は一触即発である」と指摘している。
 環球時報が伝えた。

 一方、韓国メディアは6日、中国南方にある人民解放軍のミサイル基地が軍力を増強していると述べ、日中の戦争に向け中国側は準備を整えていると報じた。
 さらに、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「中国の無人機、日本の対無人機措置など、世界初となる無人機が発端の戦争が東シナ海で勃発するかもしれない」と伝えている。

 このほか、日本メディアは
 「自衛隊がかつてないほどに人気を集めており、各種イベントでは異常とも思えるほどに多くの人が集まっている。
 今月3日に航空自衛隊が行った飛行ショーには23万人が集まり、その盛り上がり様には恐怖すら感じた」
と報じている。





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